望ましい行動を促す声かけとは?~事業所内研修~
2022.10.13
皆さん、こんにちは。
てあてるの芽 富士です😄
職員間で「望ましい行動を促す声かけ」について確認し合いました。
皆さんは、走ってはいけない場所で走っている姿を見た時に、
どのように声をかけますか?
見た姿のまま「走ってはいけないよ」と伝えてしまいがちですが
実際は、どのような行動をして欲しいのでしょうか。
「歩く」が望ましい行動ですよね😊
しかし、「走ってはいけない」=「歩く」と理解するには難しい部分があります。
実際に行動して欲しいことを直接伝えることで理解できることも多いので、
どのように声をかければ子ども達が理解できるのか今一度、考えてみました。
例題「A君が机の上に登っている」に対して望ましい行動を促す声かけをするには…
・降ります ・机から降ります ・(降りる場所を示しながら)ここに降ります ・降りようね
「登らない」ではなく「降ります」と伝えることが望ましいことを確認し合いました。
次に「B君がシートベルトをさわる、はずそうとする」に対しては…
・シートベルトをしめます ・(可視化した絵や写真を見せながら)シートベルトをしようね
「はずさない」ではなく「しめます」「シートベルト、するよ」と知らせていくことが大切であることを
共通認識をもちました。
さらに「C君が玩具を投げます。片づけが難しいようです」に対しては…
・片づけます ・片づけようね ・(片づける場所を示しながら)ここに片づけます
・(子どもの手に添えながら)優しく入れようね
この例題には投げてしまう行為と片づける行為の両方があります。
両方に対して望ましい行動を伝えるには、これらの声かけで伝えていくことが必要ではないかと
周知し合いました。
他にも、伝えてしまいがちな声かけについて確認し合い、
改めて声かけの工夫の大切さに気付いたことが多かったです✨
職員間でも咄嗟に出てしまう言葉が否定的になってしまったり、
具体的に伝えることの大切さを感じることができた等
自分達の支援の在り方ついて振り返り、再確認することができました。
今後も事業所内研修を通して、支援について職員間で高めていこうと思います🎶