事例検討会~チャイルドシートを正しくつける促し方~
2022.11.17
皆さん、こんにちは。
てあてるの芽 富士です🎵
職員間で利用児の事例検討会を行いました。
様々な物に興味が湧き始め、その中の一つとしてチャイルドシートのベルト部分を触ってしまうことがあげられました。
このことに関しては危険性も伴うため、職員間でどのように利用児に促していくべきか確認しあいました。
まず、原因として考えられることは何か…
・何だろう、触ってみたいなどの興味や好奇心 ・なぜチャイルドシートをするのか理解が難しい
・手持ちぶさたや車中での環境 ・自分を見て欲しい、気持ちのアンバランス等の心理面
と様々な視点から意見が出され、これらをもとにどのような対応が考えられるのかや望ましい行動、
その直後の褒め方について話し合いました🎶
事前の対応では…
・感触が味わえる玩具を持つ ・可視化した正しい乗り方を示した絵や写真を提示する、設置する
・触ってしまう所にタオル等を置き、見えないようにする
・「ベルトをします」と正しい姿を繰り返し伝える
環境面と伝えるの両面から確認しあうことができました。
さらに、望ましい行動はどのようなことか…
・ベルトをつけて座る ・玩具を持ちながらベルトをつけて座る ・正しい座り方を知る、理解する
・可視化した絵や写真を見る、注目する
どのような行動が望ましいのか利用児の姿と照らし合わせながら共通認識をもちました😊
そして、望ましい行動ができた際にはどのような褒め方をすれば良いか…
・上手に座っていたことを褒める「上手に座れたね」「かっこよく座れてかっこ良かったよ」等
・ハイタッチや頭を撫でる等スキンシップを交えながら褒める
利用児に合わせた褒め方を行っていくことの大切さを改めて感じました。
利用児一人ひとり特性や姿は異なるのでどのような対応が適しているのか、有効なのか今一度
特性を把握していくことが重要であると再認識しました😃
職員間でも今回の学びとして、
理解が難しい利用児に対しても可視化することで理解しやすくなることや
可視化することの大切さを改めて感じた等学ぶことも多かったです。
今回の事例から車中での環境を見直し、正しい乗り方の可視化を設置しました。
気づいた子ども達も「こうやって乗るんだよね」「これ、まるだね」と自分達がのった後も
写真と同じ姿勢であるか確認する様子が見られました😄
今後も利用児に合わせた対応を考えながら丁寧な支援を行っていきたいと思います。